送信者: "Hiroaki Ikeda" 宛先: ; 件名 : [AVQ-SG 265] Re: Revised working draft 日時 : 2002年1月9日 17:34 渡辺様、 千葉大学の池田です。おめでとうございます。 さて、文書をさらに改定しておりますので、それを以下に添付します。 Wavelet変換領域でのReference videoの値とDMOS値との関係を一般 化(汎化)する目的で、数学モデルに少し工夫を加えました。それを 元に、未知の劣化(具体的には、Windows Midea Encoder -> Streaming -> Media Player)を加えた場合のVQR(Video Quality Rating)を 求めました。2002-01-06日版よりは、かなりもっともらしい値と して対応するDMOS値が得られています。同時に、各種、PSRNについて も汎化metricとして適当化否かの検討をしていますが、色差がこの 中では最もよく、他のPSNRの使用はそのままでは難しいという当座の 結論を得ています。 なお、引き続き改良を加えているところです。 以下のグループやNHK部内でもごらんいただき、改良意見をいただく ことについては差し支えありませんが、日程的なこともあり、遅くと も今週末には国際memberに公開してreviewしてもらいたいと考えて おります。 なお、3月のITU-R WP6Q会議には、添付した文書の背景文書(根拠) を詳述したものをcontribution文書とさせていただくことを計画して います。 Kaoru Watanabe wrote: > > 池田先生、AVQ-SG各位 > 渡辺です。 > > あけましておめでとうございます。 > 本日より、通常勤務のため、返事が遅くなり申し訳ありません。 > > ITU-R WP6Qの客観評価法に関連した国内委員会が > 電波産業会(ARIB)品質評価法調査研究会の下にモニタリング作業班があり、 > 専門家がおりますので、もしさしつかえなければ、 > このメールを流させて頂きたいと思いますが、よろしいでしょうか。 > > また、後ほど、NHK内でも専門家に意見を伺い、コメントさせて頂きますので > よろしくお願いします。 > > 以上、よろしくお願いします。 > > At 13:28 02/01/04 +0900, you wrote: > >AVQ-SG各位殿 > > > >謹賀新年。 > > > >作業文書を改定しましたのでお送りします。ご意見を > >いただければ幸いです。来週の中ごろに国際members > >から意見をいただき、今月末にIEC/TC 100に提出した > >いと考えております。 > > > >改定の主要部分は、 > >5. Video quality で、大きく2つに分けました。 > >一つは、Reference videoと受信ビデオのフレーム間の > >ピクセル毎の誤差そのものを評価するもので、これには > >均等色空間(CIELAB)での色差(5.4)と空間周波数(Wavelent > >transform)空間での誤差(5.5)です。 > >もう一つは、従来からあった最大信号レベルと誤差レベル > >の比(PSNR, 5.6)です。 > > > >ITU-R WP6Qの次回会議の主要テーマがWavelet変換での > >画質評価(DMOSとの相関)であるように、今後、5.5が > >主要な議論となるものと思われますが、10月に開催さ > >れたPT62251での合意通り、早急にTechnical Report > >を発行するという線で考えております。 > > > >池田宏明 > > --------------------------------------- > watanabk@strl.nhk.or.jp > NHK技研 次世代符号化 渡辺馨 > tel.03-5494-2341 fax.03-5494-2351 > --------------------------------------- >